TGを含めて有機カーボンが昇温中にセメント系材料と反応してしまうことは知られていますが、無機CO2固定量の定量における影響はいままであまり議論できていません。今回、リン酸を用いて適切にTIC装置で評価する手法を世界に先駆けて報告しました。
GIプロジェクトからの成果になります。
L. Cheng, H. Takahashi, I. Maruyama, Application of total carbon analysis for carbon dioxide fixation in cementitious materials, Case Stud. Constr. Mater. 21 (2024) e03880. https://doi.org/10.1016/j.cscm.2024.e03880.
https://sciencedirect.com/science/article/pii/S2214509524010313