グリーンイノベーションプロジェクトからの成果で、千葉大の大窪先生のチームリードです。分子動力学のメタダイナミクス手法を用いて、ACCが炭酸カルシウム結晶にどのような経路で変化していくのかを明らかにしました。結晶学的にも重要な成果で、対称性の数が減る形で結晶化がすすんでいくことがわかります。
論文はオープンアクセスなので、ぜひ、ご覧ください。
T. Saito, I. Maruyama, Y. Suda, A. Teramoto, R. Kitagaki, T. Ohkubo, Unveiling the formation pathway of vaterite from amorphous calcium carbonate using metadynamics simulations, ACS Omega (2025). https://doi.org/10.1021/acsomega.5c01115.
