栗原さん筆頭で、乾燥・湿潤時に現れる、セメント硬化体中の新しい空隙構造について論文がLangmuirから出されました。
Emergence of an Isolated Pore within Calcium-Silicate-Hydrate Gel after Primary Desorption: Detection by 2D 1H NMR T1–T2 Correlation Relaxometry
乾燥とともに空隙構造が変化していきますが、その途中で固体に囲まれて水の運動性が低くなる空隙が新たに出てくることがわかりました。T2分布だけではわからない、あらたな空隙と水の挙動が見えてきました。