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【CSCM】高温履歴を経たペーストの挙動

T. Miura, S. Miyamoto, I. Maruyama, A. Aili, T. Sato, Y. Nagae, G. Igarashi, New insight on the thermal impact on cementitious materials due to high-temperature with water supply: Continuous expansive spalling in water, Case Stud. Constr. Mater. 21 (2024) e03571. https://doi.org/10.1016/j.cscm.2024.e03571.

福島第一原子力発電所事故において、ペデスタルの脚部のコンクリートが滅失している現象が東京電力の調査であきらかになっています。初期の高温履歴、海水注入、その後の経時的な水の滞水という変化の中で、どういった理由がこのような状態を生み出すのかはわかっていません。また、この現象がわかれば、事故のシナリオ解析を通じて、今後の安全対策に貢献できるほか、現状の構造物の性能評価にも繋げることができます。この観点からペーストを高温加熱してから接水した場合の挙動について検討をしました。
英知事業、名大・三浦研チームを中心とした検討です。

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