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竣工検査@北陸

意匠:空間構想、構造:KAPによって設計監理が進められてきた重塩害地域のRC建築物について、材料監修という立場で関わってきました。長寿命化、低炭素化、施工の合理化を目指して、高炉セメントおよび収縮低減剤の利用、積算温度による脱型時期判定、季節と打設を考慮した温度補正値の指定などを採用して頂き、工事も終盤を迎え設計者による検査に同行しました。

新たに開発された特殊な技術の適用ということではなくても、設計者や施工者をはじめ関係する皆様にとっては調整事項が増えてしまったコンクリート関連の工事だと思いますが、クラックもなく、コンクリートの良さが存分に活かされた非常に綺麗な空間に仕上がっていました。


時には吹雪になる日本海側の海の上に立つような敷地

合板型枠による打ち放し

杉板を始めさまざまなコンクリートの表情が使いこなされていました

コンクリートと手すり

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