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CO2固定量を評価するときの誤差要因

このたび,Journal of Advanced Concrete Technology誌から論文が公開になりました:
H. Takahashi, I. Maruyama, T. Ohkubo, R. Kitagaki, Y. Suda, A. Teramoto, K. Haga, T. Nagase, Error factors in quantifying Inorganic carbonate CO2 in concrete materials, J. Adv. Concr. Technol. 21 (2023) 789–802. https://doi.org/10.3151/jact.21.789.

この研究は,現在,コンクリート分野でCO2をコンクリートに固定化する開発が加速していることを背景として,さまざまな手法でCO2を固定量を評価しようとしたときに,対象とするコンクリート構成材料と装置/手法の組み合わせで,どのような誤差要因が生じうるか,その要因はなにかを網羅的に示した論文です。今後,さまざまな分野での測定が増えると思いますが,これらの留意点に配慮いただけると,混乱や誤測定が減るのではないかと考えています。

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